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ニュースリリース

サステナビリティニュースリリース

2016年6月16日

株式会社ジュピターテレコム
READYFOR株式会社
一般社団法人i.club

J:COMとREADYFORが連携し“次世代を創るチャレンジ”を支援
第一弾は高校生から始まる地域イノベーションプロジェクト

株式会社ジュピターテレコム(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:牧 俊夫、以下J:COM)とREADYFOR株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:米良 はるか、以下READYFOR)は、このたび、“次世代を創るチャレンジ”を、両社が連携して支援していくことで合意しました。第一弾として、一般社団法人i.club(本社:福島県耶麻郡、代表理事:小川 悠、以下i.club)が取り組む「高校生から始まる地域イノベーションプロジェクト」を支援することになりましたので、以下の通りお知らせいたします。

J:COMは、国内最大のケーブルテレビ会社として、全国5大都市圏で放送・通信サービス等を提供しています。1995年の創業以来、地域に根ざした企業活動を続けており、運営するコミュニティチャンネルの視聴世帯は約1,350万世帯にのぼります。J:COMは企業理念に「コミュニティをつなぐ」「革新を生む、明日への挑戦」等の行動指針を掲げており、今回CSRの一環としてREADYFORと連携し、次世代を創る様々なチャレンジを応援していくこととなりました。具体的には、READYFOR上で資金を集めるi.clubのプロジェクトに対して、集まった支援金額と同額を拠出するマッチング・ギフトプログラムを提供します。また、資金面での支援に加え、i.clubの「高校生から始まる地域イノベーションプロジェクト」の取り組みの様子を映像化し、コミュニティチャンネルで放送することで、本活動を広く発信いたします。さらに、日本ケーブルテレビ連盟のAJC-CMSの仕組みを活用し、全国各地のケーブルテレビ局でも放送されるよう取り組む予定です。

READYFORは、「誰もがやりたいことを実現できる世の中にする」ことをミッションに掲げ、個人を中心に過去4,500件以上の挑戦をクラウドファンディングという手法を通じて支援してまいりました。また、従前よりマッチングギフト・プログラムの仕組みを通じて、企業のCSR活動との連携を行っており、J:COMはREADYFORにとって4社目の連携企業となります。今回、通常のマッチングギフト・プログラムによる連携にとどまらず、地域密着型メディアであるJ:COMの強みを活かし、i.clubの取り組みの模様を全国に発信していくことで、同様の課題に取り組む方々にはイノベーション教育による課題解決方法を提供し、クラウドファンディングを知らない方々にはその仕組みと効果についての認知が拡がることを期待しています。

i.clubは、「地域の高校生にイノベーション教育を、地域の大人にイノベーションを。」をコンセプトに、地域の高校生が地域資源を活かした新たなアイデアを考案する教育プログラムを提供すると同時に、そのアイデアをキッカケに地域の大人と連携し、商品ブランドとして実現化させる取り組みを行っています。この取り組みから生まれたプロジェクトは、地域の方々を巻き込み、過去2回のクラウドファンディングを成功させた実績を有しており、地域の課題をクラウドファンディングを活用して解決するモデルケースの一つになると確信しております。

今回、J:COMとREADYFORの2社が連携して支援する“次世代を創るチャレンジ”の第一弾は、i.clubが進める次の3つのプロジェクトで、いずれも地元の高校生が提案するアイデアを、地元企業と提携して商品ブランドとして全国で販売することで、地域における新たな事業創出につながることが期待される「高校生から始まる地域イノベーションプロジェクト」です。

支援予定プロジェクト

プロジェクト名 気仙沼の高校生が考案
「酒粕ミルクスイーツ」を全国へ
西会津町の高校生が考案
「車麩ラスク」を全国へ
茨城の高校生が考案
「ほしいもグラノーラ」を全国へ
協力高校 宮城県気仙沼向洋高等学校 福島県立西会津高等学校 大成女子高等学校
展開地域 宮城県気仙市 福島県耶麻郡西会津町 茨城県水戸市・ひたちなか市
プロジェクト
概要
新しいスイーツブランド「酒粕ミルクスイーツ」の新たな商品をつくり、ラインナップを充実させ、全国に発信することに挑みます。 西会津町の代表的なお土産を目指し開発した新しいスイーツ「車麩ラスク」の新風味をつくり、全国に発信することに挑みます。 茨城の代表的なお土産を目指し、ほしいもを活かした新しいアイデア「ほしいもグラノーラ」を全国に発信することに挑みます。

「高校生から始まる地域イノベーションプロジェクト」と、それを支援するクラウドファンディングは、地域創生の新しいモデルとしての可能性を秘めています。地域創生は国が進める総合戦略の一つであり、地方の産業や雇用の創出により、地域の活性化を進めるものです。3社は、それぞれの特性を活かすことにより、ネットやテレビ等の媒体を最大限に活かした情報拡散を通じて、日本全体の活力につなげていきたいと考えています。地域での若者の可能性を産業に結び付ける仕組み、資金の援助を行う仕組み、そして、それをネットやテレビを通じて知っていただく仕組みを3社が連携することで、新たなチャレンジによる活動が全国で生まれるキッカケとなることを期待しています。

マッチングギフトによる支援の仕組み

3社の役割

本プロジェクトに関する詳細は以下URLより、ご確認をお願いいたします。

プロジェクトコンセプトページ:
http://readyfor.jp/jcom

J:COMサイトCSRページ:
http://www.jcom.co.jp/corporate/csr/community/readyfor1.html

ジュピターテレコムについて

http://www.jcom.co.jp/

株式会社ジュピターテレコム(本社:東京都千代田区)は、1995年に設立された国内最大手のケーブルテレビ事業・番組供給事業統括運営会社です。ケーブルテレビ事業は、札幌、仙台、関東、関西、九州・山口エリアの27社74局を通じて約505万世帯のお客さまにケーブルテレビ、高速インターネット接続、電話、モバイル等のサービスを提供しています。ホームパス世帯(敷設工事が済み、いつでも加入いただける世帯)は約1,968万世帯です。番組供給事業においては、17の専門チャンネルに出資及び運営を行い、ケーブルテレビ、衛星放送、IP マルチキャスト放送等への番組供給を中心としたコンテンツ事業を統括しています。

  • 上記世帯数は2016年3月末現在の数字です。

READYFORについて

READYFOR株式会社(本社:東京都文京区)は、日本初・国内最大のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営しています。クラウドファンディングとは、インターネット上でやりたいことを発表し、それに共感した不特定多数の方から少額の資金を集める仕組みです。READYFORは「誰もがやりたいことを実現できる社会をつくる」をミッションに、4450件以上のプロジェクトの掲載し、17万人から25億円以上の資金を集め、国内最大のクラウドファンディングサービスとして、多くの夢をサポートしています。

i.clubについて

http://innovationclub.jp/

一般社団法人i.club (本社:福島県耶麻郡)は、地域の高校生が地元を舞台に新たな価値を生み出す教育プログラム(イノベーション教育)を開発し、全国の高校で提供しています。新たな価値の創造(商品ブランド)を通じて、地域経済の活性化に貢献するとともに、高校生らの地域への愛着や誇りを醸成し、将来、地域に貢献できる人材育成を目指すデザインオフィスです。2012年11月に任意団体として設立し、2015年9月に法人化。現在、宮城県気仙沼市・福島県会津若松市・福島県耶麻郡西会津町・茨城県水戸市・静岡県富士市の5地域で展開しています。

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