国分寺市の二次避難所となる施設の一部にて
どなたでも簡単に安心してご利用いただけるフリーWi-Fiの提供を開始
～従来の利用方法に加えOpenRoamingにも対応～

2025年1月30日
株式会社ジェイコム東京
株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス

株式会社ジェイコム東京（以下J:COM、所在地：東京都練馬区、代表取締役社長：國分孝夫）は、株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス（以下Wi2、所在地：東京都中央区、代表取締役社長：向吉智樹）と連携し、国分寺市二次避難所17施設にて、従来のSNSアカウントやメールによる利用方法に加え、OpenRoaming※1に対応したフリーWi-Fiサービス『Kokubunji City Free Wi-Fi』の提供を2025年2月1日（土）より開始します。なお、J:COMグループでのOpenRoaming提供は初の事例です。

本事業は、有事の際、被害の状況や避難指示の把握、また家族の安否確認などで不可欠となる通信環境を避難所に整備することにより、地域住民をはじめ、国分寺市に滞在するすべての方への安心と適切な防災・避難行動の促進を目的としています。また、避難所の運営を効率的に進めるためにも、通信環境の整備は重要となります。このような地域のニーズに沿ったサービス基盤の構築が可能なことからOpenRoamingに対応した市独自のフリーWi-Fiサービスの整備を行うこととなりました。
J:COMがOpenRoaming対応公衆Wi-Fi環境の構築及び運用業務を国分寺市から受託し、「区市町村災害対応力向上支援事業補助金」を活用して実施します。なお、今回の二次避難所への提供に加え、4月1日（火）には市立小中学校15施設への導入を予定しています。

次世代公衆Wi-FiサービスであるOpenRoamingは一度の利用登録で、対応する国内外のフリーWi-Fiへ自動接続することが可能であることに加え、なりすましのアクセスポイントで個人情報を盗まれるなどのリスクを軽減できます。これにより、これまで以上に利便性と安全性の高い通信環境を利用者の皆さまにご提供することが可能となります。
J:COMとWi2は、有事の際も安全にご利用いただける通信サービスの提供を通じ、安心・安全な街づくりに貢献してまいります。

※1 グローバル規模で運営される、通信事業者など公衆無線LANサービス関連事業者の業界団体である、Wireless Broadband Alliance（WBA）とその参加企業が共同開発した国際的な無線LANローミング基盤です。Wi2は、WBAのメンバーであり日本におけるローミング基盤を運用しているCityroamと連携してOpenRoamingに対応したサービスの提供を行っています。

＜提供サービス概要＞