ニュースリリース
2010年1月4日
株式会社ジュピターテレコム
2010年 社長年頭所感(要旨)
代表取締役社長 兼 最高経営責任者 森泉知行
明けましておめでとうございます。
2009年を振り返ってみると、事業成績については売上高、利益等二ケタ成長を遂げています。サブプライムローン問題が生じて以降、このような成長は稀有な事例となっており、社会的な評価が高まっていますが、当社の成長はM&Aによるところが大きいことを改めて認識いただきたいと思います。2009年は既存ケーブルテレビ局の業績が足踏みしており、成長の翳りが顕著に表れた一年だったのではないかと感じています。
攻めの一年に
TVサービスにおいてJ:COMは先行者であり、ここ数年は新規参入事業者と厳しい戦いを展開しています。先行者が厳しい競合を勝ち抜くためには、新規参入者の数倍の努力をしてはじめて対等な競争となります。これまでのJ:COMは競合への対策が不十分だったと言わざるを得ません。当社の事業規模が大きくなり、会社全体が守りに入っている。良くない意味で「大企業」になってしまっていると感じます。新規参入者に対して守りに入るのでは勝つことはできません。
2010年度の最優先課題は「営業力の強化」です。守り以上に、攻めることが重要です。これまでやっていなかったことに果敢にチャレンジし実行する気概を、私を含めた全員に求めたいと思います。
昨年、直接訪問による営業以外の販売チャネルを活用するための組織体制を築き、新たな一歩を踏み出しました。今年は現場の営業力をさらに高めていくための体制づくりを目指します。J:COMは2010年6月末を目処にデジタル化を完了する予定です。デジタル化は当社にとってチャンスであり、またリスクでもあります。お客さまがデジタル化に対応するために複数の選択肢があり、J:COMは選ばれるために引き続き努力していかなくてはなりません。
チャンネルを統括するメディア事業部門についても、ケーブルテレビ局や衛星事業者といったプラットフォームだけが努力する依存型のビジネスモデルのままでは、さらなる市場拡大を期待することは難しいでしょう。チャンネルも一体となって、市場拡大に向けて努力していかなくてはならないと考えています。
BtoCのサービスプロバイダー
年頭にあたり、J:COMはBtoCの業界のサービスプロバイダーであるということを再認識してほしいと思います。すべてのビジネスの基本は、お客さまとの信頼関係です。お客さまに直接お会いして、お客さまのニーズに耳を傾け、お客さまの目線に立ってサービスを提供する。社員一人ひとりがお客さま獲得の最前線にいるのだという意識を持って日常の業務に取り組んでいただきたいと思います。
ことしこそ、本当の勝負の年となります。勝ち組になるために共に頑張っていきましょう。
ジュピターテレコムについて http://www.jcom.co.jp/
株式会社ジュピターテレコム(本社:東京都千代田区*)は、1995年に設立された国内最大手のケーブルテレビ局・番組供給事業統括運営会社です。ケーブルテレビ事業は、札幌、仙台、関東、関西、九州エリアの23社48局を通じて約326万世帯(2009年11月末現在)のお客さまにケーブルテレビ、高速インターネット接続、固定電話、移動体通信の4サービスを提供しています。ホームパス世帯(敷設工事が済み、いつでも加入いただける世帯)は約1,256万世帯(2009年11月末現在)です。番組供給事業においては、17の専門チャンネルに出資及び運営を行い、ケーブルテレビ、衛星放送、IPマルチキャスト放送等への番組供給を中心としたコンテンツ事業を統括しています。ジャスダック証券取引所に上場しており(コード番号: 4817)、主要株主は住商/エルジーアイ・スーパー・メディア・エルピーです。
* 登記上の本店所在地は東京都港区。