ニュースリリース
「第14回J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」開催
全国大会優勝は東海大会代表の和田耕真さん(中学1年)
~全国で約829名が参加!子ども棋士の頂点が決定!~
2025年11月10日
JCOM株式会社
株式会社囲碁将棋チャンネル

左:和田耕真さん/右:松岡輝真さん

左から:ゲスト棋士 室谷由紀女流三段/準優勝 松岡輝真さん/優勝 和田耕真さん/審判長 佐藤康光九段
JCOM株式会社(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩木 陽一)、株式会社囲碁将棋チャンネル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口哲史)、公益社団法人日本将棋連盟(東京都渋谷区、会長:清水市代女流七段)は、人気漫画『3月のライオン』(白泉社刊)とコラボレーションし、小中学生を対象とした将棋大会「第14回 J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」の全国大会を、2025年11月8日(土)に将棋会館(東京)で開催しました。
「J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」は、小中学生に将棋の楽しさを広めるとともに、将来の棋士を目指す子どもたちの登竜門となることを願って2012年から開催しており、大会参加者からプロ棋士も輩出しています。本大会は小中学生が混在して対戦する点が特色であり、学年の垣根なく子どもたちが切磋琢磨する場となっています。
本年は、2025年7月から全国7都市で地区大会を開催し、829名の子ども棋士が参加し、各地区大会の代表16名が全国大会に出場。決勝戦では、東海大会代表の和田耕真さん(中学1年)が激闘を制し、優勝を果たしました。
和田さんには、本大会共催の公益社団法人日本将棋連盟より「子どもへの将棋普及」の取り組みの一環として、優勝記念として三段の正式免状が贈呈されました。
決勝戦の模様は2026年2月21日(土)20時より「囲碁・将棋チャンネル(J:COM TV 700ch)」、同月にJ:COMのコミュニティチャンネル「J:COMチャンネル」(地上デジタル11ch)で放送します。
J:COMと囲碁・将棋チャンネルでは、これからも「J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」を通じて次世代を担う若者たちの挑戦を支援するとともに、大会の運営・放送を通じて将棋の普及に貢献してまいります。
〈優勝者 和田耕真さん(中学1年)のコメント〉
| 全国大会という大きな舞台で、まずは一勝を目標にしていたのですが、優勝できて本当に良かったです。決勝戦では、序盤があまり得意ではない中でなんとかリードし、指し回すことができました。 J:COM杯は5分30秒という短い持ち時間で強い相手との戦いになりますが、厳しい局面になっても、諦めない強い心を持つことが大切だと学びました。学校のテストなど普段から諦めない気持ちを持つことは将棋から学んだことかもしれません。 もっともっと強くなりたいので、本を読んだり詰将棋を解いたりして勉強を続け、将来はプロの棋士になりたいです。 |
〈審判長 佐藤康光九段 コメント〉
| 大きな舞台で力を出し切るのは、難しい事だと思います。一つ一つ経験することで自分の課題を見つけ成長する、そういう機会となったことは素晴らしかったです。 将棋は、自分で決断して結果を出す世界で、言い訳ができませんが、その分、勝った時の達成感があります。対局中は自分の力しか頼れない中で実力を高め、一つでも上を目指していく。この経験が将棋に限らず生きる場面が出てくると思います。 J:COM杯からは複数の棋士も誕生しており、今後も棋士になる参加者も出てくると思うので、大いに期待しています。 |


■「J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」について
「J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」(主催:JCOM株式会社、株式会社囲碁将棋チャンネル/共催:公益社団法人日本将棋連盟/協力:白泉社)は、小中学生に将棋の楽しさを知ってもらうとともに、将来の棋士を目指す小中学生の登竜門となる大会を目指して、2012年にスタートしました。今年で14回目を迎えます。
| 大会名 | 「第14回J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」 |
| クラス | 全国クラス: 上級者~有段者レベルの参加者によるトーナメント形式の将棋大会 各地区大会の成績上位者が全国大会に進出 交流クラス:将棋を楽しく指すクラス(地方大会の入賞者には大会ごとに賞品進呈) |
| 地区大会 | 2025年7月21日(月・祝)/北海道大会(北海道札幌市) 2025年7月26日(土)/東北大会(宮城県仙台市) 2025年8月10日(日)/九州大会(福岡県福岡市) 2025年8月23日(土)/関西大会(大阪府高槻市) 2025年9月20日(土)/中国大会(広島県広島市) 2025年9月27日(土)/関東大会(東京都大田区) 2025年10月13日(月・祝)/東海大会(愛知県名古屋市) |
| 全国大会 | 2025年11月8日(土) 会場:東京・将棋会館 |
| 特設サイト | https://www2.myjcom.jp/special/user/event/kids-shogi/ |
| アーカイブページ | 過去の大会記録や、全国大会決勝戦の棋譜、全国大会特番映像などが確認できるアーカイブページを公開しています。是非ご覧ください。 https://www2.myjcom.jp/special/user/event/kids-shogi/past/ |
<放送概要> ※内容は予告なく変更になる場合がございます。
| 番組名 | 『第14回 J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会』 |
| 放送予定① | 2026年2月21日(土) 20:00~(予定) 「囲碁・将棋チャンネル」(J:COM TV700ch) |
| 放送予定② | 2026年2月放送予定 チャンネル名:「J:COMチャンネル」 「J:COM」の有料サービスの加入・未加入を問わず、「J:COM」のネットワークが接続されている建物にお住まいであれば、無料でご視聴いただけます。 《チャンネル番号》 札幌・仙台・関東エリア:11ch、関西・福岡・北九州エリア:11ch、下関エリア:12ch、熊本エリア:10ch ※大分ケーブルテレコムのエリアでは、ご視聴いただけません ※視聴可能エリアの確認 https://www.jcom.co.jp/area_search/ |
| 詳細ページ | https://www2.myjcom.jp/special/user/event/kids-shogi/ |
■奨励会支援および「J:COM賞」の贈呈について
J:COMは日本将棋連盟内の棋士養成機関である奨励会の運営に活用いただけるよう、毎年寄付をしております。また、2022年から、新たに棋士となる四段昇段者にここ一番の棋戦で着用いただくためのスーツ仕立て券を「J:COM賞」として贈り、「J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」の会場を中心に贈呈式を行っています。奨励会からは、通常、年間4人が四段に昇段しプロ棋士となりますが、今年は過去最多6名のプロ棋士が誕生し、J:COM賞を贈呈しました。

左から 齊藤優希四段、炭﨑俊毅四段、山下数毅四段、片山史龍四段、生垣寛人四段、岩村凛太朗四段
囲碁・将棋チャンネルについて https://www.igoshogi.net/
1990年8月2日設立、J:COM、ケーブルテレビ、スカパー!、ひかりTVで視聴できる囲碁と将棋の専門チャンネル。囲碁・竜星戦、将棋・銀河戦の対局を中心に、棋譜解説番組や講座、棋力認定番組など、24時間365日放送している、日本で唯一の専門チャンネルです。
J:COMのサステナビリティ
J:COMでは、事業活動を通じたサステナビリティ経営を推進しています。お客さまの豊かな「暮らし」を支える企業として、持続的な「地域社会」へ貢献を行い、その土台である「地球環境」と関わるすべての「人」を対象として、4つのマテリアリティと、さらに具体化した12のサブマテリアリティを2023年度に再設定しました。
<本事業と関連するマテリアリティ>

マテリアリティ:「安心安全で持続可能な地域社会への貢献」
サブマテリアリティ:「次世代のチャレンジ支援」
私たちは企業理念を実現するための大切な価値観に「CHALLENGE(挑戦)」を掲げています。未来を担う次世代の教育・文化・スポーツなど多岐に渡る分野での挑戦を支援し、地域社会の活性化に貢献していきます。



