ニュースリリース
2010年2月10日
株式会社ジュピターテレコム
2010年4月より、VODによる3Dコンテンツ配信サービス開始
- 日本初のテレビ向け商用サービス パナソニック社とも連携 -
株式会社ジュピターテレコム(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長 最高経営責任者:森泉 知行)は2010年4月より、ビデオ・オン・デマンド(VOD)サービス「J:COM オン デマンド」で、ハイビジョン(高精細)画質の3D(立体)コンテンツの配信を開始します。
J:COMは2005年1月からVODサービスを開始しました。自社が保有する高速・大容量のケーブルネットワークを使って、映画、ドラマ、アニメなど幅広いジャンルから約25,700本(2009年12月末現在)に上るタイトルを配信しています。デジタルTVサービスに加入のお客さま(約150万世帯、2009年12月末現在)は、リモコン一つで、好きなときにVODコンテンツをお楽しみいただけます。
J:COMは既存のVOD配信ネットワークを、国内電機メーカー大手各社が今年販売予定の3Dテレビに対応させる計画です。さらに3Dコンテンツ用のストレージサーバなど配信システムを構築することで、いち早く3Dサービスを提供することが可能です。お客さまは3DテレビとSTB(セットトップボックス)を接続し、専用メガネを使用することで、ご家庭でハイビジョン画質の3D映像を視聴いただけます。
本年4月に開始する商用サービスは、J:COMが出資・運営しているグループ傘下の専門チャンネルを中心に、映画やスポーツ、紀行番組など多様なジャンルの3Dコンテンツを国内外から調達する予定です。
またJ:COMはサービス開始にあわせ、エリア内のジェイコムショップに「3Dコンテンツ体感コーナー」を新たに設置します。「体感コーナー」には、パナソニック社製等の最新型3Dテレビ受像機を設置し、広く一般の皆さまに3Dコンテンツを視聴いただける機会を提供します。
テレビ向け3Dサービスの普及にはハード(3Dテレビ受像機)とともに、ソフト(3Dコンテンツ)の充実が不可欠です。J:COMは今後、パナソニック社ともプロモーション展開やコンテンツ分野において積極的に協力し、ケーブルネットワークの先進性を活かした新しい映像体験と感動をお届けしてまいります。
ジュピターテレコムについて http://www.jcom.co.jp/
株式会社ジュピターテレコム(本社:東京都千代田区*)は、1995年に設立された国内最大手のケーブルテレビ局・番組供給事業統括運営会社です。ケーブルテレビ事業は、札幌、仙台、関東、関西、九州エリアの23社48局を通じて約327万世帯(2009年12月末現在)のお客さまにケーブルテレビ、高速インターネット接続、固定電話、移動体通信の4サービスを提供しています。ホームパス世帯(敷設工事が済み、いつでも加入いただける世帯)は約1,259万世帯(2009年12月末現在)です。番組供給事業においては、17の専門チャンネルに出資及び運営を行い、ケーブルテレビ、衛星放送、IPマルチキャスト放送等への番組供給を中心としたコンテンツ事業を統括しています。ジャスダック証券取引所に上場しており(コード番号: 4817)、主要株主は住商/エルジーアイ・スーパー・メディア・エルピーです。
* 登記上の本店所在地は東京都港区。