ニュースリリース
2012年9月28日
株式会社ジュピターテレコム
アスミック・エース エンタテインメントにVOD事業を統合
コンテンツの多面展開でメディア事業を強化
株式会社ジュピターテレコム(本社:東京都千代田区、社長:森修一 以下、J:COM)は12月1日、グループ会社の番組供給事業会社である株式会社ジュピターエンタテインメント(以下、JE)のビデオオンデマンド(以下VOD)事業を、同じJ:COMグループのアスミック・エース エンタテインメント株式会社(以下、アスミック・エース)に統合することを9月26日の取締役会において決議しましたのでお知らせします。
J:COMは2011年7月に発表した「中期事業計画の目指すところ」において、メディア事業の収益力強化を掲げており、①独自コンテンツ開発、②チャンネル事業の強化、③コンテンツ配信事業の強化、④広告事業の強化、の四点を成長戦略の柱としています。中期事業計画においてメディア事業の強化を進めるなか、2012年3月にアスミック・エースを当社子会社としました。その後も、当社メディア事業においてさまざまなシナジーを生み出すべく検討を続け、さらなる組織強化が急務であると認識しています。
また、昨今テレビだけでなく、PCやスマートフォン、タブレットなどさまざまな端末で、いつでもどこでも映像コンテンツを楽しめるようになってきています。このような視聴スタイルの多様化に対応するべく、J:COMグループもコンテンツの多メディア展開に注力しています。
このような背景から、これまでJEが専門チャンネル及びVODコンテンツの調達を行い、アスミック・エースは映画の製作・配給や映画の二次利用を中心としたホームエンタテインメント事業を展開してきましたが、より幅広いビジネスチャンスをつかんでいくために、調達窓口を一本化し体制を強化します。それぞれが行ってきたコンテンツ調達機能をアスミック・エースに集約し、番組調達を強化するとともに独自コンテンツの開発や外販などを強化します。また、J:COMグループでコンテンツに附帯するさまざまな権利をコントロールできるコンテンツを調達し、多面的に展開することで収益力強化につなげていきます。
ジュピターテレコムについて http://www.jcom.co.jp/
株式会社ジュピターテレコム(本社:東京都千代田区)は、1995年に設立された国内最大手のケーブルテレビ事業・番組供給事業統括運営会社です。ケーブルテレビ事業は、札幌、仙台、関東、関西、九州エリアの16社51局を通じて約371万世帯のお客さまにケーブルテレビ、高速インターネット接続、電話等のサービスを提供しています。ホームパス世帯(敷設工事が済み、いつでも加入いただける世帯)は約1,382万世帯です。番組供給事業においては、17の専門チャンネルに出資及び運営を行い、ケーブルテレビ、衛星放送、IPマルチキャスト放送等への番組供給を中心としたコンテンツ事業を統括しています。大阪証券取引所ジャスダック市場に上場しています(コード番号: 4817)。 ※上記世帯数は2012年8月末現在の数字です。