ニュースリリース
2014年4月24日
株式会社ジュピターテレコム
J:COMグループの4K放送への取り組みについて
~試験的放送の開始を決定~
株式会社ジュピターテレコム(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:牧 俊夫)は、2014年6月2日より、ケーブルネットワーク経由で4Kでの試験的放送を開始することを決定いたしました。
J:COMは2013年5月に発足した一般社団法人 次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)に設立時より参加し、ケーブルテレビによる4K放送の実現に向けて共に活動してまいりました。今回の試験的放送では、RF方式とIP方式の両方式に対応した伝送ネットワークを構成し、新たに開発した4K専用受信機(STB:セットトップボックス)を通じて、秒間60フレームの4K映像が視聴できることとなります。
まずは6月より順次、J:COM Wonder Studioやジェイコムショップの店頭など、全国のJ:COMエリアの約20ヶ所に受信機を設置し、一般の方々にも4K映像をご視聴いただける環境を整えます。一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟や連盟加盟のケーブルテレビ局と連携し、J:COM以外のケーブルテレビ局エリアでも、4K試験的放送が視聴できるよう準備を進めていきます。
J:COMは、VODサービスである「J:COMオンデマンド」の仕組みを利用し、4Kコンテンツのオンデマンド配信実験も予定しており、準備が整い次第、開始する計画です。
またJ:COMグループのスポーツ専門チャンネル「J SPORTS」は、NexTV-F向けの検証用素材としてラグビー関東大学対抗戦2013「早稲田大学 vs. 明治大学」を制作しており、グループの総合力を活かして4Kコンテンツの制作や調達にも力を入れていく予定です。
J:COMは、今後も4K・8K等の放送の高度化に積極的に貢献してまいります。
<試験放送の仕組み図>
ジュピターテレコムについて http://www.jcom.co.jp/
株式会社ジュピターテレコム(本社:東京都千代田区)は、1995 年に設立された国内最大手のケーブルテレビ事業・番組供給事業統括運営会社です。ケーブルテレビ事業は、札幌、仙台、関東、関西、九州エリアの31 社70 局を通じて約500万世帯のお客さまにケーブルテレビ、高速インターネット接続、電話等のサービスを提供しています。ホームパス世帯(敷設工事が済み、いつでも加入いただける世帯)は約1,919万世帯です。番組供給事業においては、17 の専門チャンネルに出資及び運営を行い、ケーブルテレビ、衛星放送、IPマルチキャスト放送等への番組供給を中心としたコンテンツ事業を統括しています。
※ 上記世帯数は2014年3月末現在の数字です。2013年12月に連結化したJCNグループについても、2014年3月末の数字を単純合算しています。