ニュースリリース
2012年3月8日
株式会社ジュピターテレコム
アスミック・エース エンタテインメント株式会社の株式取得(連結子会社化)に関するお知らせ
株式会社ジュピターテレコム(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森 修一)はこのほど、アスミック・エース エンタテインメント株式会社(アスミック・エース、本社:東京都港区、代表取締役社長:豊島 雅郎)の株式を取得し、連結子会社化することを当社取締役会において決議しましたので、下記の通りお知らせします。
記
1. 株式取得の理由
J:COMは昨年7月に発表した「中期事業計画の目指すところ」において、メディア事業の収益力強化を掲げており、①独自コンテンツ開発、②チャンネル事業の強化、③コンテンツ配信事業の強化、④広告事業の強化、の四つを成長戦略の柱としています。
これらの戦略のもと、女性向け総合エンタテインメントチャンネル『女性チャンネル♪LaLa TV』のリブランディングや、ディスカバリーチャンネルとアニマルプラネットの合併を実施したほか、3月1日より新たに2チャンネルが加わりBS放送最多の4チャンネル体制となるスポーツ専門チャンネル『J SPORTS』や、4月1日から米・ゴルフチャンネルの優良コンテンツを加え新たな編成でスタートするゴルフ専門TV『ゴルフネットワーク』など、大幅な番組改編とイメージアップを積極的に推進することでチャンネル事業の強化を図ってまいりました。
アスミック・エースの子会社化は、自主番組製作能力の強化や、コンテンツ独占配信権の確保など、独自コンテンツを軸に既存のビジネス領域を拡大していくという“独自コンテンツ開発”戦略に基づくものです。アスミック・エースは『大奥』『武士の家計簿』『トランスポーター』『サヨナライツカ』などの作品で知られており、また二次利用という形でDVDなど映像パッケージの販売、テレビ局や配信事業者、海外への番組販売も手がけています。企画・製作から配給、販売までを一気通貫で行えることが同社の大きな強みです。
J:COMは、アスミック・エースが有する企画・製作力を取り込むことで、コンテンツ製作力の強化を図るとともに、同社の映画配給事業やコンテンツ製作などをバックアップしながら事業領域を広げ、既存のチャンネル事業およびケーブルテレビ事業とのシナジーを積極的に追求します。
社名 | アスミック・エースエンタテインメント株式会社 | |
所在地 | 東京都港区六本木6-1-24 | |
代表者 | 代表取締役社長 豊島 雅郎 | |
事業内容 | 映画制作及び出資 劇場映画の配給・宣伝 パッケージソフトの販売 テレビゲームソフトなどの企画・販売 海外への映画版権販売 演劇の企画、製作その請負及び興行 等 |
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資本金等 | 976百万円 | |
設立 | 1985年3月 | |
大株主および持株比率(注1) | 住友商事 96.6% その他株主 3.4% | |
直近の業績 | 2011年3月期(単位:百万円) | |
売上高 | 9,689 | |
営業利益 | 265 | |
当期純利益 | 248 |
(注1) 当社によるアスミック・エース株式の取得に先立ち、住友商事株式会社は少数株主から株式を取得し、最大100%子会社化する予定です。
3. 日程
2012年2月29日 株式譲渡契約締結
2012年3月30日 子会社化完了
4. 業績に与える影響
本件株式取得によりアスミック・エースは当社の連結子会社となりますが、今期連結業績に与える影響は精査中です。
以上
ジュピターテレコムについて http://www.jcom.co.jp/
株式会社ジュピターテレコム(本社:東京都千代田区)は、1995年に設立された国内最大手のケーブルテレビ事業・番組供給事業統括運営会社です。ケーブルテレビ事業は、札幌、仙台、関東、関西、九州エリアの16社51局を通じて約363万世帯のお客さまにケーブルテレビ、高速インターネット接続、電話等のサービスを提供しています。ホームパス世帯(敷設工事が済み、いつでも加入いただける世帯)は約1,364万世帯です。番組供給事業においては、17の専門チャンネルに出資及び運営を行い、ケーブルテレビ、衛星放送、IPマルチキャスト放送等への番組供給を中心としたコンテンツ事業を統括しています。大阪証券取引所ジャスダック市場に上場しています(コード番号: 4817)。
※ 上記世帯数は2012年1月末現在の数字です。