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ニュースリリース

企業情報ニュースリリース

2013年8月30日

株式会社ジュピターテレコム

アイピー・パワーシステムズ株式会社の株式取得(子会社化)について

株式会社ジュピターテレコム(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森 修一)は生活支援サービスとして取り組んでいる電力事業の強化のため、電力一括受電事業を手がけるアイピー・パワーシステムズ株式会社(IPPS社、本社:東京都港区、代表取締役社長:上農康弘)の全株式を既存株主より取得し子会社とすることで合意し、このたび株式譲渡契約を締結しましたので下記のとおりお知らせします。


1. 株式取得の目的
J:COMは、2012年4月に発表した中期事業計画における「J:COM Everywhere」構想のもと、放送・通信サービスを核とした、地域のお客さまの生活に役立つサービスを“ワンストップ”で提供することを目指しています。2012年末に、放送・通信のサービスに加えて、重要な生活インフラである電力を高圧一括受電により提供するサービス「J:COM電力」をスタートしました。高圧一括受電のマーケットは拡大しており、JCOMのサービスエリアにおいて、当社サービスを導入頂いている集合住宅を対象に割安な電力の提供に取り組んでいます。

今回、株式を取得するIPPS社は、日本で最初に電力一括受電事業をスタートした事業者であり、約10年の運用実績を持つリーディングカンパニーです。電力一括受電事業に加え、スマートメーターを活用した無線による自動検針システムを手がけるなど、付加価値の高いサービスを展開しています。J:COMは同社を子会社化し、電力一括受電サービスを強化することにより、ケーブルテレビ・高速インターネット等、既存サービスのお客さま基盤の拡大および収益力向上という相乗効果を見込めるものと考えています。今後、J:COMの放送・通信サービス(ケーブルテレビ、高速インターネット接続)とIPPS社の電力サービスをセットにして集合住宅向けに割安な料金で提供するなど、お客さまの暮らしを積極的にサポートしていきます。

なお、今回の株式譲渡に際し当社とIPPS社は、IPPS社の筆頭株主であった伊藤忠エネクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田賢二)と三社間の業務提携契約を締結しました。各社の持つリソースやノウハウを生かし、電力小売事業における既存サービスの強化・拡大、及び本事業に関連する新規事業の創出に向けて、今後も協力関係を継続していきます。

2. 株式取得の概要
予定取得比率 100%

3. 株式取得対象会社の概要

会社名 アイピー・パワーシステムズ株式会社
代表者  代表取締役社長 上農 康弘
所在地 東京都港区芝浦3-16-20 芝浦前川ビル8F
設立年月日 2004年4月16日
事業内容 ・電力一括購入サービスの提供
・受配電管理システムを基盤としたアグリゲーションビジネス
・電気設備の調査、保安管理に関する業務
資本金  37億4255万円 (資本準備金を含む)
主要株主 伊藤忠エネクス㈱、全研本社㈱、㈱大島造船所、㈱ジャフコ、安田企業投資㈱、DBJキャピタル㈱、日本ベンチャーキャピタル㈱、みずほキャピタル㈱、三井住友海上キャピタル㈱、第一生命保険㈱、ネオステラ・キャピタル㈱、静岡キャピタル㈱、朝日火災海上保険㈱、㈱雄電社、㈱アイピー・インベストメント 他

 

 4. スケジュール
株式譲渡契約日 2013年8月27日
株式譲受日    2013年9月4日(予定)

 

以上

ジュピターテレコムについて   http://www.jcom.co.jp/
株式会社ジュピターテレコム(本社:東京都千代田区)は、1995年に設立された国内最大手のケーブルテレビ事業・番組供給事業統括運営会社です。ケーブルテレビ事業は、札幌、仙台、関東、関西、九州エリアの11社50局を通じて約379万世帯のお客さまにケーブルテレビ、高速インターネット接続、電話等のサービスを提供しています。ホームパス世帯(敷設工事が済み、いつでも加入いただける世帯)は約1,403万世帯です。番組供給事業においては、17の専門チャンネルに出資及び運営を行い、ケーブルテレビ、衛星放送、IPマルチキャスト放送等への番組供給を中心としたコンテンツ事業を統括しています。  ※上記世帯数は2013年7月末現在の数字です。

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