J:COM 30th ANNIVERSARY

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2013年8月30日

株式会社ジェイコムイースト 江戸川局

光ファイバによる雨量計測実験の実施について
~東京大学、江戸川区と共同で9月1日に開始~

株式会社ジェイコムイースト江戸川局(J:COM江戸川 所在地:東京都江戸川区、局長:國分 孝夫)は、このたび東京大学 大学院工学系研究科 システム創成学専攻(所在地:東京都文京区、准教授:村山 英晶)、江戸川区と共同で「光ファイバによる広域モニタリングシステムの開発と氾濫予測技術への活用」(2011年度~2013年度国土交通省 河川砂防技術研究開発制度による委託研究であり、国土交通省国土技術政策総合研究所が東京大学と委託契約を結び実施している研究開発)の一環として光ファイバによる雨量計測実験を行うことになりました。

近年、都市部において突発的で予測困難な局地的豪雨による被害が拡大しており、江戸川区内においても一部エリアにて冠水が発生しています。こうした局地的豪雨発生の正確な予測が期待される中、予測に活用するためのデータ収集を想定し、今般3者の技術・設備・知見を活用して地域の雨量を測定することになりました。今回の実験では、J:COMの既存光ファイバ網を活用して江戸川エリアの雨量を測定します。

具体的には、当社江戸川局の局舎(建物)内にデータ集計測定器とPCを設置。江戸川区内2ヶ所に設けた雨量計と局舎を当社の光ファイバで結び、降水量を自動的に集計するというシステムです。本システムの特徴は、光ファイバの特性をいかすことで、電気回路を使用せずにデータを取得できる点です。これにより、浸水や電源の喪失が発生した場合でも、データモニタリングが可能です。

今回の実験は2013年9月1日より翌年3月末日までの間で実施し、今後の具体的なシステム開発につなげる予定です。

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都市部における局地的豪雨による浸水・氾濫予測技術の高精度化を目的とした東京大学の光ファイバケーブルを用いた雨量モニタリング実験
●期間: 2013年9月~2014年3月末
●内容: 電源が不要な光ファイバ雨量計を使用(2箇所設置予定)し測定

■研究テーマ:光ファイバによる広域モニタリングシステムの開発と氾濫予測技術への活用
■研究代表者:東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 村山英晶准教授

株式会社ジェイコムイースト 江戸川局について
株式会社ジェイコムイースト 江戸川局(J:COM 江戸川、所在地:東京都江戸川区、局長:國分 孝夫)は、江戸川区において、ケーブルテレビ、高速インターネット接続、固定電話、緊急地震速報サービスを提供しているケーブルテレビ運営会社です。株式会社ジュピターテレコム(J:COM)のグループ局として、先進性のある高品質な情報・エンターテイメントを提供するサービスを通じ、地域社会の発展に寄与することを目指しています。

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