J:COM 30th ANNIVERSARY

ニュースリリース

サステナビリティニュースリリース

2011年2月8日

株式会社ジュピターテレコム

故李秀賢(イ・スヒョン)さんご遺族への寄付について
~日韓両国の相互理解促進と人材育成への寄与を目的として~

株式会社ジュピターテレコム(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長 最高経営責任者:森泉知行)は、2001年に線路に転落した男性を救助しようとして亡くなった韓国人留学生、故李秀賢(イ・スヒョン)さんのご遺族に対し、KBS(韓国放送公社)の協力のもと、今後の日韓両国の相互理解促進と人材育成に役立ててもらうため、寄付を行うことを決定いたしましたのでお知らせします。

故李秀賢(イ・スヒョン)さんは、日本に留学中の2001年1月、JR新大久保駅で線路に転落した男性を救助しようとして亡くなりましたが、その後、ご遺族のもとに集まった全国からの見舞金をもとに、留学生を支援する「エルエスエイチアジア奨学会」が発足しました。奨学会は、李さんの勇気ある行為を長く顕彰すると同時に、母国との架け橋になろうと李さんと同じ志を抱いて日本語学校に学ぶアジア諸国からの就学生を、経済的に支援することを目的としています。

当社は、従来より教育活動支援などの社会貢献活動にも力を入れており、今般、李さんの10周忌を受け、日韓両国の相互理解進展と人材育成に寄与したいとの観点から寄付することとなりました。寄付金はKBSを介して韓国のご遺族に渡され、今後、奨学会の活動に役立ててもらうことになっています。

今回の寄付にあたり、当社代表取締役社長 森泉知行は次のように述べています。

「李秀賢さんの行為は多くの日本人に感動を与え、日韓の両国・両国民の溝を埋める、非常に尊い行為であったと思います。最愛の息子を失ったご両親の悲しみは何年経っても消えないでしょうが、その悲しみを乗り越え、留学生を支援する奨学金活動を始められたことも、これまた極めて素晴らしいお考えだと感じています。

弊社は、日本最大のケーブルテレビ会社として、韓国メディアの皆様との緊密な協力関係を通じて、多くの韓流コンテンツ(番組)を放送しております。日本では、「韓流」は既に一大人気ジャンルとして定着し、豊富で質の高いコンテンツの数々は、日本のお客さまからも絶大な支持を頂いております。

この観点からも、日韓両国にとって何かお役に立てることがあれば、それを実行するのも意義のあることと考え、今回わずかではありますが、寄付させていただくことになりました。今後、日韓両国の相互理解促進と、両国含めアジア全体の架け橋となる人材を一人でも多く育成することにつながれば、望外の喜びです。」

寄付の内容は次のとおりです。

1. 金額
   100万円

2. 時期
   2011年2月

【写真キャプション】
2月7日、權赫朱(クォン・ヒョックジュ)KBS東京支局長に寄付目録を託す森泉社長

ジュピターテレコムについて http://www.jcom.co.jp/
株式会社ジュピターテレコム(本社:東京都千代田区)は、1995年に設立された国内最大手のケーブルテレビ事業・番組供給事業統括運営会社です。ケーブルテレビ事業は、札幌、仙台、関東、関西、九州エリアの21社50局を通じて約343万世帯のお客さまにケーブルテレビ、高速インターネット接続、固定電話等のサービスを提供しています。ホームパス世帯(敷設工事が済み、いつでも加入いただける世帯)は約1,307万世帯です。番組供給事業においては、17の専門チャンネルに出資及び運営を行い、ケーブルテレビ、衛星放送、IPマルチキャスト放送等への番組供給を中心としたコンテンツ事業を統括しています。大阪証券取引所ジャスダック市場に上場しています(コード番号: 4817)。※上記世帯数は2010年12月末現在の数字。

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