ニュースリリース
ワールドカップ出場の夢をかなえたアルペンスキー選手へ
「J:COM賞」を創設
―次世代のチャレンジを継続支援―
2025年5月15日
JCOM株式会社
JCOM株式会社(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩木 陽一)は、公益財団法人全日本スキー連盟(SAJ、会長:原田 雅彦)とアルペンスキー競技において「J:COM賞」を創設することで合意し、2025年5月14日開催の「SNOW AWARD」で片山 龍馬選手と渡邉 愛蓮選手に贈呈しました。

J:COMはこれまで、教育・文化・スポーツなど多岐に渡る分野で「次世代のチャレンジ支援」に取り組んでまいりました。
その一つとして、世界の頂点に立つ次世代の選手を育成するために、2018年から「全日本アルペンスキーU16強化支援プロジェクト」を実施しています。この取り組みでは、一般社団法人ジャスト・ラビング・スキー(JLS、代表理事:岡部 哲也)がU16強化を目的に実施しているクラウドファンディングに協力し、J:COMからも強化費を支援しています。また、強化合宿の模様や選手の成長を描いた報告番組の制作・配信やシーズン最後の活躍の場でもあるJOCジュニアオリンピックの無料LIVE配信、次世代選手たちが将来活躍するために重要なメディア対応やコミュニケーションスキルの向上を目指したメディアトレーニングの実施など、メディア企業の特性を活かした支援も行っています。
支援開始から7年目を迎えた2024/25シーズン、初年度の参加者である片山 龍馬選手がFISワールドカップ(以下、「W杯」)出場を果たしたことを契機に、W杯出場資格を手にした選手※1のこれまでの不断の努力を称え、今後の活躍を願う意味で「J:COM賞」を新たに創設しました。受賞選手には、副賞として海外遠征支援金※2を贈呈します。今回は、W杯の通年出場権を獲得した片山 龍馬選手と、スポット出場した渡邉 愛蓮選手が受賞いたしました。
J :COMは、今後も「安心安全で持続可能な地域社会」の源泉となり、未来を担う次世代の皆さまの教育・文化・スポーツなど多岐に渡る分野における挑戦を支援してまいります。
※1 強化支援を開始した2018/19シーズンのU16選手以下(2003年1月1日以降に出生した選手)を対象といたします
※2 個人で初めて通年のW杯出場権を獲得した選手:100万円、W杯に初めてスポット出場した選手:20万円
【片山 龍馬選手(東海大学・21歳)】
2003年生まれ、北海道旭川市出身。ジュニア時代から順調に成長を遂げ、2023/2024シーズンにはファーイーストカップ(FEC)で総合優勝を果たし、翌シーズンのW杯の個人出場権を獲得。2024/2025シーズンの序盤から計6戦に出場し、順調に経験を積んだ。
<受賞コメント> 「J:COM賞」を受賞できとても嬉しく思います。J:COMの次世代応援プロジェクトの初年度参加者として、ワールドカップ出場の立ち位置まで来られたのは、中学生の時にアルプチンブラへの切符を、プロジェクトを通じて獲得し、経験することができたからだと思っています。今後もU16プロジェクトが継続するのであれば、僕のようにワールドカップに出場するだけでなくワールドカップでも活躍できるような選手が出てくることを期待して、一緒に頑張っていきたいです。これからも応援よろしくお願いします。 |
【渡邉 愛蓮選手(東海大学・22歳)】
2003年生まれ、長野県長野市出身。高校1年生ながら全国高等学校スキー大会(インターハイ)を制するなど、ジュニア時代から頭角を現し、順調に国内のトップランカーに成長。2023/2024シーズンに初のW杯出場を果たし、2024/2025シーズンは計3戦出場と挑戦の幅を広げた。
<受賞コメント> 栄えある「J:COM賞」をいただき、誠にありがとうございます。一昨シーズンに初めてワールドカップに出場し、前シーズンには世界選手権という大舞台にも初めて挑戦することができました。ここまで続けてこられたのは、ユース世代の頃から支えてくださった皆さまの存在、そして長年にわたってサポートしてくださったJ:COMの温かい後押しがあったからこそだと感じています。あの頃にいただいた機会や経験が、今の自分につながっています。この受賞を励みに、さらに上を目指して努力を続けてまいります。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。 |
【全日本スキー連盟 アルペンヘッドコーチ 安食 真治さん】
<J:COM賞創設にあたってのコメント> J:COMには、2018年より長きにわたり「全日本アルペンスキーU16強化支援プロジェクト」によるご支援をいただき、心より御礼申し上げます。このプロジェクトを通じて、国際大会への出場経験を重ねる中で視野を広げ、多くの若い選手たちが成長し、さらに次世代の選手たちの目標となってまいりました。こうした取り組みが、日本アルペンスキー界の将来を支え、その発展に大きく寄与していることを大変嬉しく感じております。今回受賞した片山選手と渡邉選手が、この栄誉を力に変え、さらなる高みを目指して歩んでいくことを期待しています。 |
J:COMの次世代のチャレンジ支援の取り組み
スマホの安全な使い方を伝える「ZAQあんしんネット教室」や小中学生に将棋の楽しさを知ってもらう「J:COM杯3月のライオン子ども将棋大会」の開催、全日本スキー連盟(SAJ)のアルペンスキーU16チームへのクラウドファンディングへの協力や強化費支援、地域情報番組内での特集「大学生と考えるSDGsウィーク」を通して、SDGsに取り組む大学生の活動を取材・発信、高校野球地方大会のコミュニティチャンネルでの中継など教育・文化・スポーツなど多岐に渡る分野で次世代のチャレンジを支援しています。
J:COMのサステナビリティ
J:COMでは、事業活動を通じたサステナビリティ経営を推進しています。お客さまの豊かな「暮らし」を支える企業として、持続的な「地域社会」へ貢献を行い、その土台である「地球環境」と関わるすべての「人」を対象として、4つのマテリアリティと、さらに具体化した12のサブマテリアリティを2023年度に再設定しました。
<本事業と関連するマテリアリティ>

マテリアリティ:「安心安全で持続可能な地域社会への貢献」
サブマテリアリティ:「次世代のチャレンジ支援」
私たちは企業理念を実現するための大切な価値観に「CHALLENGE(挑戦)」を掲げています。未来を担う次世代の教育・文化・スポーツなど多岐に渡る分野での挑戦を支援し、地域社会の活性化に貢献していきます。